動脈硬化について
動脈硬化とは?血管である動脈は、心臓から送り出される血液の通り道です。 心臓からの血液を流すため、動脈は柔軟にできているのですが、 柔軟性がなくなり、硬くなった状態を動脈硬化と言います。
なぜ、動脈硬化になるの?
動脈は、歳をとるにつれて硬くなっていきます。しかし、加齢以外にも 食事や運動などの生活習慣によっても動脈は弾力性を失い、硬くなっていきます。
動脈硬化の原因は?
加齢以外の動脈硬化の原因は日常生活です。私達は、外部からの要因にさらされながら生活を送っていますが、 この普段の生活中に、血管に悪い影響を与えて動脈硬化を進めてしまうものもあります。
− 脂肪を取りすぎていませんか? −
脂肪分を多く摂取すると、体内に蓄積できない分は血液中を漂うことになります。 コレステロールなどの脂肪分は、血管の壁に付着し、血管の弾力性を失わせて硬くしてしまいます。 また、付着したコレステロールが溜まると血管の中が細くなって血流が悪くなることから体に悪影響を及ぼします。
− 運動不足ではありませんか? −
運動不足な生活を送っていると、体内に老廃物が溜まって血液がドロドロになる恐れがあります。
ドロドロ血液もまた、血管壁に付着して血管を硬くします。
運動は、老廃物と同時に血液中のコレステロールなどの脂肪分も燃焼して、ダイエット効果も期待できます。
時間的に、毎日運動が出来ない場合もありますが、なるべく週に数日は運動日を設けたいものです。
なお、運動をすると、発汗により水分が失われて血液の粘度が高くなり、ドロドロ血液になってしまいます。
運動後は、欠かさず水分補給をしましょう。
− たばこを吸い過ぎていませんか? −
タバコを吸うと、ニコチンが体内に吸収されます。 ニコチンが体内に吸収されると、アドレナリンの量が増えて血小板が集まりやすくなり、血液の粘性が高くなります。 また、血液中の酸素が奪われるため、酸素を補給するために赤血球が増加することで粘性が増します。 粘性の増した血液は、血管壁に付着し、動脈硬化を早めます。
−ストレスを感じすぎていませんか? −
現代社会では、ストレスを受ける機会がとても多いです。
日常から感じているストレスもまた、動脈硬化の原因の一つになると考えられます。
私達の体は、ストレスを受けると赤血球が増加します。その結果、血がドロドロして動脈硬化を早めます。
また、ストレスが溜まるとホルモンによって血管が収縮し、高血圧になります。
高血圧状態で血管が硬くなると、血管が破裂する恐れがありとても危険です。
ストレスは運動で発散すると、ダイエットや血をキレイにする効果が見込めますので体にもココロにも優しいと言えます。
このほか、高血圧やアルコール、糖分の取りすぎも動脈硬化の原因になります。
動脈硬化が進行すると、命の危険性が考えられます。
もし、脳で動脈硬化になるとめまいや頭痛のほか、動脈が破裂して脳出血を起こしたり、細くなった血管内部が
塞がれると脳梗塞になる恐れがあります。心臓では心筋梗塞の原因となります。
動脈硬化を防ぐには?
運動をして、食事に気を付けましょう。
運動は、体に無理をかけない程度の運動を定期的に続けましょう。
運動するまとまった時間が取れない方は、エレベーターの代わりに階段を使ったり、
移動手段を徒歩や自転車に変えてみるなど、ちょっとした運動の機会をみつけることも大切です。
食事は、栄養バランスを考えて、過食や偏食をしないように心がけましょう。
特に、高カロリー食には気を付けましょう。脂質や糖分は血液中の中性脂肪を増やし、
動脈硬化を進めてしまいます。